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冬支度始めていますか?part1
冬道対策の基本は、なんといってもスタッドレスタイヤです。

雪道や凍結路では、夏タイヤ(ノーマルタイヤ)はグリップ力が極端に落ちて、ブレーキを踏んでも滑ってしまうことがあります。 だからこそ、早めの交換と点検がとても大事になってきます。
今回はそんな冬対策のタイヤ編をお伝えします!
① スタッドレスタイヤ交換のタイミング は「雪が降ってから」では遅いのが現実です。
気温が7℃以下になると、夏タイヤのゴムは硬化し、グリップ性能が低下します。
そのため、 平均気温が7℃を下回る前(11月中旬〜下旬頃) が交換の目安です。
② 溝の深さチェック スタッドレスタイヤの性能を大きく左右するのが溝の深さです。
摩耗して溝が浅くなると、雪をしっかり噛めず滑りやすくなります。
• 新品の溝深さ:8〜9mm前後
• 使用限界(スリップサイン):残り溝が4mm未満
• 溝の中に「プラットフォーム」と呼ばれる小さな突起があり、これが露出したら交換サインです。
※ 片減り(外側や内側だけ減っている)も要注意。アライメント調整が必要なこともあります。
③ 空気圧の再調整 気温が下がると、空気圧は自然に低下します。
理論上、気温が10℃下がると空気圧は約0.07〜0.1kgf/cm²(約10〜15kPa)下がると言われています。
空気圧が低いと: 燃費悪化 やグリップ力が不安定になったり
タイヤが偏摩耗しやすくなる傾向がみられます。
月に1回は空気圧チェックを習慣にしましょう。
④ 製造年・ゴムの硬さチェック スタッドレスタイヤは
溝が残っていてもゴムの劣化で性能が落ちます。
一般的には、製造から4〜5年が交換目安です。
⑤ ナットの締め直し(増し締め)
タイヤ交換後は、走行中の振動や温度変化でナットが緩むことがあります。
そのため 交換後100km程度走行したら増し締め(トルクチェック) を行うのが安全です。
以上の事に注意しながら冬支度を始めてくださいね!
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